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アンビバレンス
作詞作曲 各務結揮
ワンマン電車が走ってた山沿いの田舎町
遊び疲れたグラウンド 夕暮れはオレンジ
テレビの中でヒーローが
絵本の中で神様が
悪者をやっつけた 僕もなるんだ
みんなと仲良くできることが自慢だった幼き日
夢は胸を弾ませた
はるか 思い出が揺れている 未来が揺れている
努力は報われると教えた母の眼
それを信じたこの命
毎秒電車が駆け巡る 大都会のコンコース
心躍ったこの街では 僕はあまりに小さく
やっと出逢えた大切な人は
争いに奪われて
悲しみを忘れなきゃって
色んな人を傷つけた
しょうがないよの口癖で
すべてから逃げ切ったあと残る
うしろめたさはなんだろう
はるか 思い出が揺れている 未来が震えている
路地裏の吸い殻 戦争反対のビラ
この街に染まっている自分
だから きみが笑うときに
あなたも笑えるような
歌をうたって僕も笑おう
そんな夢を笑わないで
思い出が揺れている 未来がごうごう揺れている
この心だけがこの心だけが
たったひとつ 僕なんだよ
努力は報われると教えた母の眼
それを信じるこの命
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